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~日常を離れてつくったものたち~ 創作文・写真・絵
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曖昧模糊とした4歳児から

制服を来てもりもり歩く小学4年生へ



2010.7
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「大駱駝艦は最初、練習音楽に良いのがなくて、
Björkの歌をかけっ放しにしていたそうだ」

「踊りたいんだったら、そりゃ踊ったらええんじゃない?」
とダンスのせんせいに諭される

というゆめをみる



天真爛漫に才能を発揮する
若い女性の笑顔を庇護するのがお金持ちの役目、
とおねいの横で伯爵は微笑んでいた。

その台詞を思い出す春の宵のダンス作品。
笑顔と制服とくるくる輪舞。



2009.



*大駱駝艦:麿赤兒さん主宰する舞踊群団。
*Björk:アイスランド生まれの歌姫・女優...
*おねい:安達哲さん作マンガ『バカ姉弟』の姉の名前。
なにもできない坊や なので、
髪の毛しっとりしても、
手や顔に血の気がなくても。

隠者.
内観者.
と見えて、
困ってる子ども無視。
大きくなれよ。

天野夏美さんの前にただただ自身の小ささを知るばかり。

平均律は.
うわうわ、だから心地良い音って最終的にはひとに依って異なるのね。

ともだちのクーピー、わざと折った。
ようこちゃんは優しいから好きと言われ、は?と思い、力いっぱい。
七歳。あの時の気持ちまだ覚えてるよ。


2009.2
いつものように祖父の仏壇に手を合わせる

あ、でもお盆だからこっちに居るんだったと思い、
辺りを見回してからまた目を戻す

遺影がズレていたから正面に置き直す

鼻先が一瞬仏壇の中に入る

そこは”あちら”の匂いがした。
気がした

結構いい匂いだね、と思った


2008.8
立秋のころから鳴きはじめた虫の声。

夜、聴こえてくると
ほんとうに心安まる

まだ、少ないだけに
耳を澄まさないと届かない

そこに心安まる


2008.8
総武線に群馬の少年サッカークラブ乗り込む。

すずなり。
すずなり。

新宿を過ぎ座席が一列まるまる空き、
大人ひとり分の幅にふたり座る。

豆みたい
でこっぼこっ、でこっぼこっ
”おそ松くんかよっ”

引率役母親と目が合い思わず微笑む

でこっぼこっ、でこっぼこっ!
わさわさわさ


皆子どもだから一様に線は細いが、
顔・身長・幅・行動・佇まい...、すべて大きく異なり
そのわさわさ加減に心躍る

善い豆を見た


2008.8
『Dr.スランプ アラレちゃん』。
子どもの頃、我が家は観るの禁止だった。(ちょっとエッチだったから)

びっくらこいた

”アラレちゃん”も”ガッちゃん”も。
そして何より”せんべいさん”が優しくて親切

こうありたいと思った

現在ではもしかしたら放送できないであろうシュールな世界


そして、先日西武池袋線で
わたしは”ガッちゃん”を見た。

実写版”ガッちゃん”。
羽がないだけで、あとはそっくり。
年代も、瞳も、口もとも、肌の色も、髪型も...!

遠くに座るわたしと目が合って、笑って照れてお母さんの肩に抱きついた。
ガッちゃんはいろんな人に対してそれを繰り返していた。

今度ガッちゃんグッズを集めよう。


2008.7.

*『アラレちゃん』は鳥山明さん作のアニメです。
放送は80年代前半辺りかな?
正式タイトル文字が分かりません。ご容赦ください。
私立の小学校帰りの女の子は目先に誰も居ないのに
満面の笑みで真っ直ぐ走って行った

地元の小学校4年くらいの男子ふたりは
傘をわざとおちょこにして
水を貯めながら帰っていた

『金麦と待ってるから』の広告の女優さんが美し過ぎて凝視

ひそやかに品良く連れ立つ老夫婦
エスカレーター中、奥さんの傘をご主人が持ってあげていた
当たり前のように。心動く

転がり回る私に先生は今日はノータッチ
周りは綺麗で”バレリーナ”みたいな人ばかりだから、ただでさえ凹むっつうのに

唐突に、個人的に衝撃の知らせ
ショックのあまりコーヒーショップでしばしうなだれる
フと見ると隣りの女の子も同じくらい衝撃深きかお
図らず並んだうなだれる二人


いつもなにかの折に夢に現れる高校時代の憧れの人

今回は山奥のクラス会の設定
「相変わらず此処には僕のアンテナに引っかかる女の子が居ないなぁ〜」と彼
しかし何か私に伝えたそう

私はレッスンがある為飛行機に乗らねばならない
皆にひと足お先にいとまを告げる

すすすと近付いて来た彼がなぜか心のこもったハグ
そして耳元でこっそりと
「今までインドネシアに居たよ。いろいろまわってた。ー
あのね、とっても良い子と出逢ったんだ。これでしあわせになれる。ありがとう」と言った


彼が夢に出てくるのはこれが最後なのか、と思う


2008.


迷いに迷い30分全力疾走

道を尋ねた消防署の受付には
見たことない健康美ハンサムさん

服の下に明らかなる筋肉の気配

TV『プロフェッショナル』の現場に迷い込んだみたい

もし火事とかに遭ったらあなた達が助けてくれるのかえ?
ほんとかえ?

走りながら流れる景色

気になるお店だけ
片っ端から行ったとしても
この土地にはどれほどの日にちが必要なのだろう

着いた時には出演者と同じくらい汗だく

帰り道。小道小道に心誘われるしるしがあり、
きりがないので退散

やっぱお酒は地元でないと

ひとり飯は慣れてます
白ワインにて腑緩む

お酒がのめるしあわせ
(のめなくなったら他にたのしみを探すよ)

カウンターの向こう側の若いコックさん男女は
てきぱき礼儀正しい上に仲良しでまるで夫婦のよう。

何だかこちらまでニコニコしてしまう

隣りの席では仕事のできそうな若い女子2人が、
「20代っていろいろあるね...。ほんとう大変だった。」と
真面目に爽やかにビールグラス片手に振り返り。

バスに乗ってフと見えた自分の掌は、
隣の煙草臭い女子高生のと比べると大分しわしわ


2008.
野生。

この世で絶えず続いていく野生。
それは大舞台で、ではないけれど、日々繰り返されている。
産まれるということ。


母子手帳を見た。
わたしは産まれていた。
小さい身体と頭でうまれてきた。

今ではあんなにでっぷり太っている母親も
わたしを産むときは61㎏で、
産まれる直前、お腹が痛くて祖母に腰をさすってもらったり
出血したりしていた。

「お腹が痛くてがまんできず入院する」と記してあった。

私は産まれた。


2003.5.30
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