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~日常を離れてつくったものたち~ 創作文・写真・絵
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「すべての人に話しかけます」


武器。
あなたの武器はなんですか。

道しるべ。
あなたはどこに向かっているのですか。

日々の取捨選択をどうやって決断しているのですか。

話をする相手はそう多くなくていいのですか。

オキシトシンというホルモン私にも多く分泌されていてほしい。

もう待ちくたびれました。

もともと「待ってて」なんて言われてない。

じゃ、なんで待ってたんでしょうね。
裸足で。眼を見開いて。

ま、それしかできなかったから。

あなたは受け容れる?受け容れない? この事実。

鼻がツーンとします。



2006.10.23
明日チベットへ旅立つ友人へ。
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「好き?嫌い?」



雨はお好き?

乾いた空気を湿らし
地に沁み込む雨。

それは地球を循環して
また還ってくるんだよ。



2006.10.22
「+white」

さくらが舞い降りた

わたしのてに

蝶も舞い降りた

わたしのてに

いっときのなかのいっときのなかの
いっしゅん。

そのいっしゅん

つながる瞬間をみとどけた?

感じようとしなくてはわからないよ

心が凪になったそのいっしゅんをみのがさないで

感じてください


2006.10.17
「child and magic」

引き受けましょう。
ええ引き受けましょう。
私が蒔いた種ですから。
私が引き受けましょう。
万事引き受けましょう。
わたしの肩にのせてください。
重かったのですね。
そう重かったのね。
それはお辛かったでしょう。
もうおろしてください。
今度は私が担ぎましょう。
あなたはもう行っていいですよ。
楽になってください。
どうか行ってください。


2006.8.29

誰もがもっているもの
見せてはいけないもの
見せるべきではないもの

ならば
代わりに私がお見せしましょう

こうやってなくのです

なみだが止まるのはいつのこと
何時間でも
泣いてみせましょう


タオルケットびしょびしょになるまでになっても

どうせ
またあしたも泣くんでしょ


怒られる?



2006.10.
「She is crying 」

あなたは見届けてしまった

花が。


花が閉じてゆく様子を。


スローモーションで徐々に合わさる花びら

入れる(はいれる)隙き間がまだあって、
その隙き間さえなくなった


つぼみに戻った花びらは

もうカンタンには開かない



2006.10.


「声」

どんなに泣いても

泣いても

もう会えない


2004.
「無題」

わたしはボキャブラリーが少ないので、
その人たちを仮に「優しい人々」と呼ぶ。

その人たちは幸せな恵まれた環境を与えられ、その気になればその世界から一生出ずに済んだ。(だからほとんどの人がそうした。)

彼等の環境は、世界地図の中のたった一つの国のように、
数多くある環境のバリエーションのうちのたった一つだった。

そして、彼等のうち何人かの人々は、その外の異なる環境の存在に気付く。

それを仮に「世界」と呼ぶ。

何人かはその異なる世界を調べ、
何人かはその異なる世界をテレビや映画で知り、
何人かはその異なる世界を夢見、
何人かはその異なる世界へ迷い、

何人かはその異なる世界へ自ら赴く。

世界を知ってしまった人々は立ち止まる。


もがき
悩み
混乱し
時には吐き気をもよおし、
でもその眼を閉じようとしない。

祈ることが何になるのかと祈る。

ほんとうはばかだからやさしいひとびとになってしまうの?

彼等は立ち尽くしたままその手を伸ばし空気を揺らす。



その波はやがてどうなるの?



2003.11.30
「その人」

その人は静かだった。
冷たいくらい澄んだ眼でずっと遠くをみているようだった。
まるで、周りのことに一切関心がないかのように。

長い腕だけユラユラと伸び縮み、空間の機微を感じとっているよう。
それで充分満足なのか、声を発して何か訴えるようなことはほとんどしない。

何を考えているのかいつも分からないから一緒にいると退屈。

でも時々見せる、冬の星空のような瞳には縛られた。

この人は、
もの凄く孤独で、それを自分で知っていて、
でも、それに振り回されることしかできない自分も知っていて、
そんな自分を冷静に見ているのかもしれない。

もう一歩で伸びやかな光の芽が生まれるところにいるのに
そこまで一人で行けない人。

貴重なたましいだったな。


2003.6.22
「希望」

私は本当は泣きたかった。
今気付いた。

ほんとうは、
膝を地に着いて頭を丸め、誰にも気付かれずごうごうと泣きたかったんだ。
薬を飲んだって深呼吸したって本当はそんなの何の解決にもならない。

私は本当は恥も外聞も捨てて辺り一面に怒鳴りたかった。

ああもう本当に。


2003.3.7
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